2019.10.31 12:50御即位記念特別展「正倉院展」御即位記念特別展「正倉院の世界―皇室がまもり伝えた美―」 会 期 2019年10月14日(月・祝)~11月24日(日) 会 場 東京国立博物館 平成館(上野公園)聖武天皇・光明皇后ゆかりの品々が伝わる正倉院宝物。毎年秋に奈良国立博物館で開かれる「正倉院展」で公開されていますが、天皇陛下の御即位を記念し、正倉院宝物を中心とした飛...
2019.10.24 11:55半切臨書作品制作・落款印押印 10月23日(水)高校2年生の「漢字の書」行書の名品・王羲之「集王聖教序」の臨書作品のまとめの学習として臨書作品への落款印の押印を行いました。 今回の授業では、先行した生徒が落款印の押印手順を教材提示装置とプロジェクターを使用し、全員に示し、協働学習の場面を作りながら、落款印の押印を進めました。・押印作業
2019.10.22 13:46仮名鑑賞教材「小倉山荘」おかき百人一首 仮名鑑賞教材・京都「小倉山荘」のおかきの百人一首を紹介します。 学園祭での書道部作品展の際に京都「小倉山荘」の『をぐら山春秋』のおかきをいただきました。 老舗おかき専門店・京都「小倉山荘」の銘菓の楽しみは、小分けにされたパッケージの中の小皿に「小倉百人一首」が平安時代の上代様の書式で変体仮名と連綿を用いて書かれていることです。
2019.10.22 10:55二千円紙幣 書道の「文字文化」 2000円札は第26回主要国首脳会議(沖縄サミット)と西暦2000年(ミレニアム)をきっかけとして、1999年(平成11年)に当時の小渕恵三内閣総理大臣の発案で、2000年(平成12年)7月19日に森内閣の元で発行されました。 お札には書道で学ぶ「篆書・隷書」がよく使われており、さらに二千円札には平安時代の源氏物語が描かれています。 書...
2019.10.20 14:23長谷川櫂「間の文化」と書表現の「間」 中学校三年生「現代の国語3」(三省堂の教科書)に長谷川櫂(俳人)さんの「間の文化」の単元があります。 これは俳人の長谷川櫂さんの『和の思想』という著書の中の第四章「間の文化」という一章です。この評論の学習では「間」を観点にして,我が国の文化の特徴を西洋との対比によって論じる文章を読むことをとおして,伝統と文化を尊重し,それらをはぐくんで...
2019.10.15 13:222020年書き初め展課題練習開始 本校では毎年冬期休業明け全校集会後に、中学生全員が参加しての「新春書初め席書大会」を実施しています。「新春校内書き初め席書大会」は、日本古来の年中行事である「書き初め」の伝統文化を体験し、「漢字の行書」と「行書に調和する仮名」の毛筆書写力の向上をはかり、広い空間での揮毫法を習得したり他者の作品を鑑賞したりしながら、これまで学んできた書写...
2019.10.13 14:23九成宮醴泉銘 全搨本(製本・整紙本)展示9月下旬の学園祭校内書道展では、書道の探究学習の一環として欧陽詢(おうようじゅん)の九成宮醴泉銘(きゅうせいきゅうれいせんのめい)の全搨本(製本・整紙本)を展示しました。 参考:「法帖と拓本 / 全搨本(製本・整紙本)の重要性」掲載記事 URL→
2019.10.08 14:18源氏物語 最古の写本発見 世界的古典文学として知られる一方で原本のない「源氏物語」について10月8日、新たに藤原定家が校訂した「青表紙本」の存在が発表されました。 冷泉家時雨亭文庫(京都市上京区)は、源氏物語の現存する最古の写本で鎌倉時代の歌人・藤原定家による「定家本」のうち「若紫」1帖が、東京都内の旧大名家の子孫宅で見つかったと発表しました。 発表内容では、定...
2019.10.06 01:57大東文化大学全国書道展出品作業10月5日書道部では全国書道展への出品作業を行いました。 大東文化大学全国書道展は、書道の普及と書技の向上を目的として毎年開催されており2019年で第61回展を迎えました。平成30年度開催第60回全国書道展では、全国および海外から25,458点の作品が寄せられ、会場となった大東文化大学板橋校舎は大いに賑わいました。日頃の研鑽の成果を問う好...
2019.10.06 01:29篆書の基本・掛け軸の取り扱い【動画】 10月5日(土)の後援会書道部の活動は9:20から11:40まで「篆書の学習・第2回」として、篆書の基本用筆と先週開催された聖徳祭後援会書道部作品展を振り返り「表具の取り扱い」から「掛け軸の扱い方」のビデオ鑑賞を行いました。1 篆書の学習 第2次 ・篆書の基本用筆 ・漢字の書体の名称と変遷変移 ・篆書に親しもう ・篆書で自分の姓...
2019.10.04 13:50近代文学手稿 展示 高等学校芸術科書道の学びでは、「文字文化」そのものを見方・考え方を鑑賞活動や硬筆学習でその理解を深めていきます。 近代文学作品の作家や芸術家の手稿の鑑賞では、手書き原稿(肉筆としての手書き文字)の姿に触れることにより、筆者の思いや感情、文字そのものの個性的な美しさ、行間・文脈の「間」の効果、伝えようとしていることなど、字を書くことのみな...