漢字の書 体育祭応援団激励 団扇揮毫
第37回体育祭は来月10月13日(日)に開催されます。予定プログラムの競技・演技に向けて準備が進む中、本年度の赤組・青組の応援団の編成も進み、高校3年生の各組団長生徒による競技出場生徒への応援方法や全体練習計画、応援合戦のプログラムの取り組みもスタートしました。
例年、応援団長生徒は9月の全校集会において、自己紹介と体育祭に向けての決意の言葉などの披露を行います。
本年度もその決意の言葉を、「漢字の書」として筆で団扇に揮毫する日がきました。
揮毫筆者は川並学校長。
9月18日水曜日3校時、書道教室での高校2年生の王羲之・集王聖教序の臨書学習の活動の中に入っていただき、生徒と一緒に行書の学習に参加いただき、青・赤それぞれ団長が手にする団扇に応援団から提出のあった「決意・思い」の漢字一文字を団扇に揮毫いただきました。
瞬
「瞬間・瞬時・瞬息」など一瞬の煌めきの意。それぞれの思いや願いが団結する瞬間の輝き、そこに向かう強い結束を願う言葉として掲げています。
古く、色葉字類集では音を「め-まじろく」とし、目で合図をする意で用いられてきたことから、キラリと光る瞳の輝きや、チーム戦でのアイコンタクトより結束への思いにもつながる言葉と感じられます。
碧
青く美しい玉の意ですが、青組の結束を願う言葉としました。
字源では「碧」は宝石を意味する「王(玉)」と、輝くことを意味する「白」、石を意味する「石」が組み合わさり、光り輝く宝石のような石を表現する言葉と解説しております。この「碧」の言葉からは全員の輝きと純粋で透明なまっすぐな気持ちで活動の目標に向かいその志高め相互に尊重し合うような高貴な取り組みをする意志も感じられます。
1時間ほどの練習とまとめの仕上げを経て、漢字一文字を揮毫した団扇が完成しました。
2018 第36回体育祭 応援合戦 栄光の架け橋 赤組演技
2018 第36回体育祭応援合戦 友情の架け橋 青組 演技
昨年度体育祭HP掲載記事
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